※仮想通貨=暗号資産です(仮想通貨という表記で解説しています)
国内取引所「bitbank(ビットバンク)」での仮想通貨の売買方法について、画像を使って分かりやすく解説。
アプリの使い方から、最低限覚えておきたい知識など、順を追って解説しております。
そんな超初心者の方でも、この記事を見れば問題なく売買出来るようになるかと思います!
bitbankはスマホアプリを使って、販売所はもちろん取引所も利用可能です。
基本的に販売所より取引所を利用する方が、売買の価格がお得になるケースが多いです。
また、bitbankではMaker注文すれば手数料を払うのではなくもらえますので、取引所利用が更にお得になります。
やり方も簡単なので、取引所を使って仮想通貨の売買をしてみましょう!
仮想通貨の売買をするためには、まずbitbankへ日本円を入金する必要があります。
入金方法が分からない方は、下記の記事で解説していますので、是非ご覧ください。
bitbankの入金方法はこちら
指値注文(≒Maker)のやり方
bitbankのスマホアプリをもとに、説明していきます。
また、購入する仮想通貨は「XRP(リップル)」で進めていきます。
bitbankのアプリにログインしたら、「①取引所」をタップ。
次に、「②購入したい通貨」をタップ。
「③購入したい通貨」が間違っていないか確認しましょう。
間違っていなければ、「④注文」をタップします。
前の画面に戻りたい時は、「③」の箇所をタップすると戻れます。
左図の画面になるかと思いますが、なっていなければ「⑤注文タブ」をタップしてください。
購入で話を進めますので、「⑥購入か売却か選択」の箇所は「買う」のままでOKです。
「⑦注文方法の選択」では、「指値」や「成行」といった選択が出来ますが、「指値」でOKです。
「指値」ならMaker注文になりますので、手数料がもらえます。
「成行」だとTaker注文になりますので、手数料を払うことになってしまいます。
正確には指値注文=Makerではありませんが、それは後ほど解説します。
【画面の説明①】
次は購入金額や数量の入力に進みますが、その前に画面の説明をします。
赤枠は「仮想通貨を売却したい人達」が出している注文一覧です。
「この価格でこれだけの数量を売却したいよー」っていう一覧です。
青枠は「仮想通貨を購入したい人達」が出している注文一覧です。
「この価格でこれだけの数量を購入したいよー」っていう一覧です。
数字の詳しい意味に関しては、次で説明します。
【画面の説明②】
赤字で表記されている「90.463」という数字は価格のことで、「90.463円」の価格でXRPを売却したい人がいるということです。
その右に白字で表記されている「1611.5241」という数字は数量のことで、「1611.5241個」の注文があるということです。
まとめると、「90.463円」の価格で売却したい人がいて、「1611.5241個のXRP」がその価格で出されているということです。
青枠は購入したい人の話です。
「90.462円」の価格で購入したいと注文を出している、注文の合計数が「42615.3048個」ってことです。
例えば、自分が90.462円で1XRPを購入したら、注文の合計数が1減って、白字の注文数は42614.3048個になるということです。
実際に行う手順に戻ります。
「⑧指値価格」で、自分が購入したい価格を入力します。
「➈数量」に購入したい数量を入力します。
価格と数量の入力する際に、便利な機能がありますので、次で紹介します。
【便利機能の紹介1】
「ex.1」の枠内にある青●を右に動かすと、指値価格が自動で入力され、現在入金されている日本円で購入出来る数量が自動で入ります。
まず、指値価格には「XRPの現値(左図だと89.798)」が自動で入ります。
※「現在の価格」のことを、現値(げんね)や現在値と言います
日本円で5,000円分のXRPを購入したいなら、丁度真ん中に青●を移動させると、5,000円分で購入出来る数量が自動で入ります。
【価格と数量の例】
仮想通貨によって違うのですが、「指値価格:89.795」「数量:111」で入力すると、数量の下にある「予想」に「9979.205JPY」と表示されます。
「89.795円×111個=9967.245JPY」じゃないの?という方は、後述の「指値価格=Maker(メイカー)ではない」をご覧ください。
【便利機能の紹介2】
「ex.2」には、現在自分が保有している資産が表示されています。
左図だと、日本円が10,000円で、XRPは0です。
この状態だと、10,000円しかありませんので、「89.798円」で「1XRP」を購入しようとするなら、XRPは「111XRP(小数点以下は省略)」しか購入出来ません。
【注文する】
実際に行う手順に戻ります。
左図は、試しに価格と数量を入力した画像です。
入力が終わったら、「⑩注文」をタップします。
【注文内容の確認】
注文内容が間違っていないか確認し、「⑪実行」をタップすると、注文が確定します。
指値注文による仮想通貨の購入方法は以上です。
【注文の確認&キャンセル方法】
タブの「⑫注文一覧」をタップすると、現在進行中の注文が表示されます。
注文をキャンセルしたい場合は、「ex.3」の「CANCEL」をタップすると、注文を取り消すことが出来ます。
指値注文=Maker(メイカー)ではない
「現値か、それより少し高い価格で指値注文したら、すぐに約定するんじゃないの?」
※約定とは、取引などの売買が成立すること
「そしたら指値でもすぐに約定して、Maker手数料でうっとり(*´・ω・`*)」
と思っている方。
実は私もそう思っていました(´・ω・`)ミンナモソウダヨネ
しかし、それをすると「メイカーではなくテイカーとして約定してしまう」可能性が高いです。
文章だけだと分かりづらいので、画像付きで解説しますね!
左図で例えると「82.030」が、現在のXRPの価格ですね。
価格を「82.030」、もしくはそれより少し高い価格で指値注文をすると、平常時はすぐに約定します。
左図は「82.03円」で「111.6551XRP」を購入したい、という状態です。
次に、赤枠を見てみましょう。
「39622.8800のXRPが、82.03円で売りに出されている」ので、「82.03円で111XRPを買う」ことは余裕で出来てしまいます。
この場合、指値注文をしても「取引板にある価格ですぐに売買出来てしまう」ので、Taker注文になります。
Maker注文は、取引板に注文が並ばなければいけません。
すぐに約定してしまう金額を設定すると、注文が板に並ばずすぐに約定してしまうため、Taker注文になってしまうという訳です。
先述した「89.795円×111個=9967.245JPY」にならない理由は、おそらくこれです。
指値注文をしたからといって、必ずしもMaker注文になるとは限らないため、少し盛った金額を「予想」として算出している…んじゃないかな(´・ω・`)タブン
余談ですが、自分が注文を出す寸前に誰かが「82.030円」で「39622.8800XRP」買うと注文を出していたら、話は変わります。
なぜなら、「82.030円」で出されているXRPが全てなくなり、次に安い価格で売りに出されているのは「82.045円」です。
その場合、自分の「82.030円」で「111XRP」買いたいという注文はすぐに約定せず、取引板に並びます。
取引板に並んでいる訳ですので、その自分の注文が約定すれば、それはMaker注文になります。
全く知識がなかった人も、何となく分かってきたでしょうか?( ・ω・)/
現値で注文すると、成行注文と変わらないくらい早く約定して、かつMakerで手数料がもらえる可能性はあります。
しかし、現値だと当然Takerになってしまう可能性は十分にあります。
そこで、「現値で注文しても絶対にTakerにならない方法」を次でご紹介します!
絶対にTaker注文にならない方法
ex.4の「Post Only」にチェックを入れておくと、確実にMaker注文をすることが出来ます。
現値で注文を出して即約定してしまう場合、自分が出した注文が勝手にキャンセルされます。
注文を出した瞬間にキャンセルされます(´・ω・`)
現値ですぐに売買してなおかつMakerになるやり方としては、「Post Onlyにチェックを入れて、現値で注文して、キャンセルされたらまた現値で注文を出す」を繰り返す。
何回かやっていれば、その内Makerとして売買出来るというやり方です。
指値価格をちゃんと設定した方が早いっていう場合も多いので、特にオススメする方法ではありませんが…
何にせよ、絶対にMakerでしか取引したくないという方は、Post Onlyを使うと安心ですよん(^^♪
約定した取引の確認方法
全ての注文が約定されていれば、注文一覧は左図のように空っぽになります。
約定した取引を見たい場合は、まず取引所で仮想通貨を選択した後の画面を開きます。
開いたら「履歴」をタップします。
画面の開き方を忘れた方は、購入方法の最初らへんを見たら分かりますよん( ・ω・)/
「取引履歴」のタブをタップします。
すると、約定した取引が出てきます。
左図だと、Maker注文(メイカー)で取引しているので手数料がマイナスです。
つまり、手数料がもらえているので、若干儲かっています。
成行注文のやり方(Taker)
「指値注文のやり方は分かった」という前提で、サラっとお話します。
「成行注文って指値注文と何が違うの?」「成行注文ってする意味あるの?」という話がメインですので、操作方法は本当にサラっとです。
注文方法を「成行」にすると、価格を入力する欄がなくなります。
成行での買い注文は、その時に一番安く売り注文を出した人と売買が成立します。
ですので、「その時」の価格がいくらなのかは、まだ注文を確定していないこの時点では不明ということです。
XRPの数量入力は、青●を使うと楽です。
左図だと、現在保有している日本円297.24で、いくつのXRPが購入出来るか自動算出してくれています。
価格は現値付近の金額で算出してくれます。
左図だと、「90.906」あたりで購入出来る算段のようです。
成行注文の場合、「実行」をタップした瞬間に取引が約定します。
「実行」を押したらもう引き返せませんので、ご注意ください。
実際に注文してみました。
※最初の画像とは別日に取引していますので、価格は変わっています
左図の赤枠を見てもらうと、指値注文の時はメイカーだった箇所がテイカーになっています。
また、手数料も「0.0036」支払っています。
成行注文は超簡単に言うと、「すぐに仮想通貨を売買したくて、販売所で売買するよりは安く済ませたい」という人向けの注文方法です。
仮想通貨に投資している人は別ですが、NFTゲームで稼ぐということだけなら、成行注文は基本使用しなくて良いと思います。
特にbitbankでは、指値注文(Maker)だと手数料がもらえますので、なるべく指値注文をすることをオススメします。
ただ、手数料はもらうにしろ払うにしろ「購入資金or売却後の資金×0.0002」なので、そこまで高くありません。
日本円で10万円分の仮想通貨を購入or売却して、手数料は20円です。
「それくらいなら手っ取り早く成行注文だ!」というのも、まあ良いんじゃないかなと思います( ・∀・)
仮想通貨の売却方法
次は、仮想通貨を売却する際の手順です。
購入方法と逆になるだけなので、購入方法が分かっていれば大体分かると思います。
ということで、簡潔に記載します。
「①売り」をタップして、売却の注文をする状態にします。
あとの操作方法は購入時と一緒なので割愛しますが、左図がどういう状態か一応説明しておきます( ・∀・)
左図は、「93.777円」で「55.5XRP」を売りたい、という状態です。
その取引が成立すれば「大体5198.377円くらい」入ってくるという予想が表示されています。
売却時も指値注文をしないと「手数料が掛かってしまう」ので、注意してくださいね( ・ω・)/☆